農業事業
平成26年9月に「平成25年度中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」の第二次公募に弊社が応募した【「農地耕作支援」と「天然ミネラル肥料製造技術」を活用した先進的農業支援サービス事業】が採択されました。
当事業は、昨今の農家の高齢化にともなう担い手不足を解決する、耕うん、除草、出庫代行サービスや耕作放棄地の回復工事などの「農地耕作支援」と鶏糞の高温焼成処理で生まれる「天然ミネラル肥料」を製造し、販売計画を含めて農作物の地域ブランドづくりを支援するものです。さらに地域の雇用機会の拡大も目指してまいります。
既存の事業との連携・・・Step 1
弊社は地域密着型の建設土木業を営んでいることから、これまでも自然と向き合い、環境問題や農業問題にも積極的に取り組んでまいりました。さらに、季節的に発生する波動人員（余剰人員）と整地機械を活用した新規事業として、地域貢献できる持続可能な取組み、つまり農業事業の構築をめざしています。
- 農業就業者の雇用確保
- 耕作放棄地の再利用
鶏糞業者との連携・・・Step 2
養鶏業者から大量に発生する鶏糞は、堆肥として農地で利用される反面、発酵する際に猛烈な臭気を発生し公害源ともなります。この鶏糞肥料を特殊な焼成装置によって1000°C以上で高温焼成する技術により無臭の「天然ミネラル肥料」へと再生されます。この肥料が土壌を豊かにすることは公的機関による実験で証明されており、土壌の蘇生策として未来の食を支えることは間違いありません。
- 鶏糞公害問題（臭気）の解決
- 土壌改良にたいするソリューション
- 農薬や化学肥料に頼らない農作物の育成
高付加価値農作物の生産と販売ネットワークの構築・・・Step3
耕作放棄地の再生利用と天然ミネラル肥料を利用した高付加価値の農作物の生産と販売を同時に進めていきます。農業生産者の高齢化に伴う耕作放棄地の際利用と天然ミネラル肥料を利用した付加価値の高い農作物の生産と販売ネットワークの構築をめざします。
- 農業後継者の担い手事業
- 高付加価値農作物の生産・販売
- 六次化を含めたビジネスマッチング
